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これでも最終型に拘る?

まあどの車でも、中古車屋の店頭や雑誌で「最終型!」と誇らしげに書いてありますが、本当に拘る意味はあるのでしょうか?もちろんここで書くのですからジャガーの話です。
今回は古いモデル、DD6とXJSについて考えてみます。


・DD6
 91年からエアコンがXJS後期と同じフルオートに変わっています。
 しかしフルオートと言っても制御はおバカなので、あまりアドバンテージは無いと言って良いでしょう。

 良くDD6の最終93年式が高値で取引されていますが、ABSが付いていることと、ミラー調節スイッチがXJSと同じプラスティックに変わっているだけで、大きな違いはありません。ABSはユニット自体あまり壊れる話を聞きませんが、センサーの断線が非常に多いです。このセンサーが無茶苦茶高いです。ディーラーだと多分1本7-8万は固いでしょう。しかも制御も今の車とは比べるべくも無く、付いている意味は大してありません。
 ミラー調整スイッチも92年までのメッキタイプの方が高級感があります。

 また、フォード買収でコスト面での見直しが図られたらしく、パネルが薄くなり、ボディ剛性が若干弱くなっているようです。エンジンも同じで、フォード買収の前の方がいいようです。

 それ以外に大きな違いはなく、所詮93年式はその名前でプレミアがついているだけと言い切っても問題ないと思います。ABSだけの問題です。


・XJS
 直6、V12ともに最終のみの大きな特徴を挙げておきます。
  ・4LモデルのエンジンがAJ16エンジンに変更
  ・V12は5.3から6.0になり、ミッションも電子制御の4速に
  ・シート形状がヘッドレスト一体型に変更
  ・エアコンは、制御系が内気循環ボタンを備えた日本電装製のものになる
   コンプレッサ、ホース類、エキパン、全て変更
  ・ブレーキシステムがバキュームサーボ式に変更

 まずエンジンですが、直6のAJ16を敢えて選ぶ理由は「ある」と言って良いでしょう。
 燃費もよく、吹け上がり軽く、丈夫で、パワーもまずまずある。
 現代でも足として十分通用するエンジンです。
 しかし、一度調子を崩し、電気系の部品を交換することになった場合、実は総額として考えるとV12の電装品より高くなります(当店価格で)。
 また確かにAJ6は見た目にも古臭いのですが、信頼性においてAJ16と変わるところはそんなにありません。
 点火系はデスビなのでダイレクトイグニッションのAJ16より安上がりです。

 では5.3Lと6.0Lではどうでしょうか。
 吹け上がりで考えるなら、ショートストロークの5.3Lでしょう。
 6.0のトルク感は確かに素晴らしいですが、V12らしさという点では5.3Lの方が上かもしれません。
 組み合わされるミッションですが、やはり3速は古臭いので、その点では6Lに分があるかもしれません。ただしトルクに頼ったまったり感は5.3Lの方が上なので、ここも好みの問題です。
 燃費に大きな差はありません。

 従って、メンテナンス面でエンジンを考えるのはナンセンスです。
 フィーリング、好みで考えるべきです。



 シートは、最終のものが見た目にカッコいいのですが、ホールド感、革の質、座り心地、全て中期のシートが上です。長距離ドライビングで差が出ます。

 ブレーキ。どうもアキュムレーター式が嫌われる傾向にありますが、バキュームサーボと比べて利きが悪いということは全くありません。踏んだ感じが少し固いだけです。むしろブレーキ系統がしっかりした感じで私はアキュムの方が好きです。古い車に慣れている方なら絶対アキュムの方がしっくり来るでしょう。

 エアコンは最終タイプの方が制御もきめ細やかですし、コンプレッサの信頼性も上がっているので、これを選ぶ意味はあると思います。ただ内気循環の有無だけで選ぶのは無意味です。簡単に後付け出来るからです。

 ボディはカラードバンパー以前のモデルの方が上ですし(バンパー下部分まで鉄で覆われているので当然)、インボードブレーキ故のリアサスの動きの良さはかなりのアドバンテージです。


 DD6、XJS、これでも最終に拘りますか?(笑)



ということで次回はXJ40/X300/X308のお話を書こうと思います。
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